【レポート】鰻トーク&イート!

レポートが遅くなりましたが、ウナギの謎と味覚に迫る「鰻トーク&イート!」、熱気と食い気に満ちた参加者で会場がいっぱいになりました(7月31日開催)。まずは第1部のトークから。動物園ライター・森由民さんの登壇です。題して「ウナギなんて食うもんじゃない?!」

 

広い世界には「ウナギなんて食べるものじゃない」とタブー視する文化がありますが、日本にも、「ウナギは虚空蔵菩薩の使い」として食を禁じる地域もあります。
これらは、水害・旱魃の重なる新田地域に多く見られ、「人の力を超える水への畏怖」が、「ウナギ」を「神」や「神の使い」として見る文化を生み出し、やがて中世になって、虚空蔵信仰と結びついたのではないかという説です。

さらに、海外のミクロ​ネシアの説話を紹介。
ここでは、ウナギは人間にとって敵であったり悲恋の対象であったりするそうです。人間の女性とウナギが恋をし、最後、人間によって殺されたウナギの頭部がヤシの実となり、そこからヤシの木が生えてきたという話など、様々なバリエーションを持ってオセアニア全域に伝承されています。

ウナギのあるところ、神話あり。人間にとって身近な存在でありながら、どこかナゾめているところがこういう神話を生み出したのかな、とも思います。

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鰻トーク&イート!

暑さも本番になってきて、いよいよ土用。ウナギのシーズンがやって参りました。
昔から蒲焼きなどで親しまれ、万葉集にも「夏やせに効く」と詠われているなど、私たちにはすっかりおなじみのウナギですが、じつはその実態は多くの謎に包まれています。

今回は、ウナギの謎と味覚に迫る、トーク&イート2部構成のイベントです。

第1部は「つむぐ」にて、動物園ライターの森由民さん(「動物園取材ノート」@yuminciwas)、博物月報の盛田真史さん( @hakubutu)による鰻トーク。
第2部は会場を「和酒彩菜 遊月亭」に移して、遊月亭主人のタケルさん(@yuugetu_tei)による鰻創作料理とおいしいお酒の夕べです。

謎多きウナギに目と耳と舌でアプローチしてみてください!

イベントの概要

日時:2011年7月31日(日) 15:00~19:00

第1部 15:00開始〜
「ウナギなんて食うもんじゃない?!」森由民(動物園ライター)
●日本人は鰻好き。ウナギ絶滅の引き金にもなりかねないと言われる勢いですが、広い世界には「ウナギなんて食べるものじゃない」とタブー視する文化もあります。実は、日本の諸地方にも……。これら「鰻食禁忌」に関する先行研究を紹介しつつ、わたしたちの鰻好きをも照らし返したいと思います。

「ウナギ旅の謎」盛田真史(博物月報主宰)
●井戸の中や山奥の沼に忽然と成魚が出現することから「山芋がウナギに化ける」と言われていたウナギですが、最近の研究では、それらはすべて、日本から2000km離れたマリアナ海溝からやって来たことがわかっています。一体なんでそんな所から?——ウナギ長旅の謎解きにチャレンジします。

第2部 17:00開始〜
「鰻創作料理とおいしいお酒の夕べ」 和酒彩菜 遊月亭

参加費:おひとり5000円(第1部・第2部通し)
※第2部は料理3〜4品とお酒付き(飲み放題)です
定員:10名 ★食材の都合がありますので、参加希望の方は7月28日までに「つむぐ」宛、お申し込み下さい。定員になり次第、しめきりとさせていただきます。 ※定員となりましたので、締め切らせていただきます。たくさんのお問い合わせ、ありがとうございました!

会場:東神田「つむぐ」 【地図】
参加受付・問い合わせ先:renraku@tumug.jp (担当・大久保まで)


【レポート】利き「蚊取り線香」

6月25日(土)に行われました『利き「蚊取り線香」』
ただ蚊取り線香の匂いをかぐだけというイベントにもかかわらず、8人の方々にご参加いただきました!

まずは、「蚊取り線香」について、ちょっとお勉強。

・蚊取り線香の原料である除虫菊は、バルカン半島ダルマチア地方原産。日本には明治期渡来し、1935(昭和10)年には世界一の生産量を誇っていた。

・江戸時代は蚊取り線香がなく、おがくずに硫黄の粉を混ぜたり、ヨモギを燃やしていたりした。この燃やす香炉として「蚊遣り豚」などが作られた。つまり、「蚊遣り豚」の方が「蚊取り線香」より先に出現した。

・1980(昭和55)年に、電気蚊取器が蚊取り線香の販売額を追い抜いた

などのミニ知識を仕入れたあと、いざ利き「蚊取り線香」に!
ブラインドテストで各人に感想とベスト3を記入してもらい、最後にメーカー名を発表するという段取りで進みました。

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